第14回ロハスデザイン2019準大賞受賞│八百屋のタケシタ・おさがりネームタグ
第14回ロハスデザイン2019準大賞を受賞しました!!受賞については「ソトコト2019年7月5日発売号」にも掲載されます。
・ヒト部門準大賞:「八百屋のタケシタ」(タベモノガタリ)
・モノ部門準大賞:「おさがりネームタグ」(Haruulala)
■「八百屋のタケシタ」とは?
規格外農産物のフードロスをなくすために「規格がない八百屋」として農家から直接仕入れ・販売を行っています。
■規格外の野菜はなんと全体の3割!
品質に問題はなくとも見た目や形だけで規格外にされ、廃棄される野菜たち。どんなに腕の良い農家でも「作ったものが全部は売れない」状態が当たり前になっています。【農家は儲からない。農業を続けたくても続けられない。】という負の循環に陥ってしまいます。
■フードロス0を目指して
その問題を解決するために竹下が取り組むのが、「規格がない独自農産物流通の構築」。
・見た目や形ではなく味や農法にこだわった独自の仕入れ基準を作る。
・長距離輸送には不向きな傷がついた野菜は、安全性を説明した上で地産地消ができるよう販売する。
店舗を持たずに「ついで買い」ができる駅やニュータウンでの移動販売を中心に販路拡大を目指しています。
■SNSでも話題!「おさがりネームタグ」とは?
オーガニックコットンのベビー服ブランド「Haruulala」が販売するベビー服には、「おさがりネームタグ」というものがついています。これは、サイズが小さくなってもお下がりを有効活用してもらいたいという想いからつけられたものです。
人に譲る時には自分の名前の部分を切り取ればいいだけなので、抵抗感を持たずに譲ったりもらったりできます。子どもの成長と一緒に、「ものを大切にする」という心も育んでいけるといいですよね。
■児童労働の解決を目指して
環境負荷の軽減に取り組むHaruulalaですが、創業当初から児童労働の解決に取り組んできました。2017年8月の創業当初は8名だった工場も、2年で60名を雇用できるように。
Haruulalaはバングラデシュの児童労働問題の解決だけでなく、赤ちゃんと赤ちゃんの未来のために、最小限の環境負荷で、最高品質のお洋服を創ろうと中村が始めたブランド。これからも工夫を重ね、世界中の子どもたちの未来を考えたベビー服を発信していきます。