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podcast

ボーダレスのこれから PODCASTを聞く

アノテーションサポート 代表 白石 達郎

わたしのHOPE
誰もが明日に 希望を持てる社会へ

「もし自分・家族が明日警察に捕まったら」誰しもが持っているはずの"国籍"を持たないが故に、この不安を抱えながら学校にも行けず将来に希望を持つ権利を奪われた子供がマレーシア・サバ州だけで数十万人もいます。この世界中で起きている無国籍問題をサバ州から解決してゆきます。

HISTORY

これまでの歩み

  • 19

    マレーシア・サバ州にて無国籍の子どもたちに出逢う

    なにができるか分からず、かといって「ほっておけない」。 そんな気持ちからボランティアの先生として子どもたちに1年間国語・算数・英語を教える。

  • 22

    ボーダレス・ジャパン入社

    新卒5人組で1000万円の軍資金をもとに事業立ち上げを経験する

  • 23

    アノサポ創業

    アノテーションサポート株式会社を設立し、無国籍問題を解決するためのアノテーション事業開始。

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜ会社を立ち上げたのか?

19歳の時学生ボランティアとして訪れたマレーシア・コタキナバルで、無国籍状態となり学校に通えずボランティアの学校で黙々と勉強をする子どもたちに出会いました。

自分の意志とは関係なく”普通の”公立小学校で勉強することができない。警察が怖いから家の周り半径500m内しか出歩けない。 そんな子どもたちを前にして「自分に何かできることはないか、自分にすべきことがあるのではないか」と考えない訳にはいきませんでした。

何をすれば良いか明確な答えは出ない中、大学を休学しボランティアの先生として子どもたちに向き合うことを決めました。 その後、ボランティアの先生では国籍が無い状態をどうすることもできないと気付き、起業を決意しました。

マレーシア・コタキナバルでボランティアの先生をしている様子

02

今の仕事の喜びは?

子どもたちがフィリピンに帰国後、伸び伸びと安心してフィリピンで生活をしている姿をみると「やっていてよかった」と思います。 帰国前子どもたちはどこにいても警察がいないか不安の中で生活をしていました。

例えば3歳の子供が「警察だ、警察だ」と救急車のサイレンを聞いて怯える程です。 当然学校にも行くことができませんでした。

フィリピンに帰国した直後は、街中で警察を見つけては怯える様子でした。(警察に怯えて生活することが当たり前の環境で生まれて育ったので仕方ありません) もう不安を感じなくていいのだと徐々に実感するにつれ、行きたいところに行き伸び伸びと生活をし始めました。

これまでに8名の子どもたちが帰国をし国籍を取得しましたが、6歳以上の子供は”普通”の公立学校に通い始めています。 そんな当たり前の日常を送れるようになった子供たちを見るのが、この事業をやっている中での一番の喜びです。

帰国後フィリピンでの子どもたちとお母さん

03

次のチャレンジは?

現在アノサポではマレーシア・サバ州で起きている無国籍問題に取り組んでいます。

これまでに8名の子どもが国籍を取得できましたが、私たちが目指しているのは約30~100万人いると言われている無国籍状態の人が0になる状態です。

そのためにまずは、サバ州政府・フィリピン政府・国際機関と連携しアノサポで実施したモデルを拡げていきます。 最終的には無国籍状態となることで日々の生活と将来の選択を脅かされる人がいない世界。

誰しもが今日という日を笑顔で終え、明日に希望を持てる世界を創ります。 サバ州でアノサポモデルを拡げるのと同時に世界中で起きている無国籍問題を解決するため、より多くの仲間と集いアノサポモデルに留まらない解決策を創ってゆきます。

マレーシアでの職業訓練の様子

MEDIA / AWARD

メディア出演・受賞歴

PROFILE

白石 達郎

1997年生まれ、東京都羽村市出身。早稲田大学在学中にマレーシア・ボルネオ島・コタキナバルにて無国籍状態となった子どもたちを対象に教育ボランティアとして約2年間従事。
卒業後、ボーダレス・ジャパン_ハチドリ電力事業部、技能実習生の失踪問題を解決する日本語教育事業立ち上げを経て、24歳でアノテーションサポート株式会社を共同創業。
無国籍問題を解決するソーシャルビジネスのパイオニアとして、Forbes ASIA「30 UNDER 30 2023」に選出。
現在はマレーシア・コタキナバルを拠点とする。

わたしが働く会社

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